将来のことを考えると、不安になることがあります。
仕事のこと。
お金のこと。
家族のこと。
健康のこと。
これから先、どうなっていくのか分からないからこそ、人は不安になるのだと思います。
私自身も、「将来が不安だから、安心できる状態になりたい」とずっと考えていました。
もっと貯金があれば安心できるのではないか。
もっと知識をつければ不安がなくなるのではないか。
もっとしっかりした人生設計が必要なのではないか。
そんなふうに、“不安を無くすこと”ばかり考えていた時期がありました。
ですが実際は、何かを準備しても、次の不安が出てきます。
お金が増えれば、今度は老後が気になる。
仕事が安定すれば、健康や家族のことが気になる。
結局、不安を完全に無くすことは難しいのだと感じました。
そして、不安を消そうとしすぎるほど、心は疲れていきました。
将来のことを考え続けて、今を楽しめなくなったり。
「ちゃんとしなきゃ」と自分を追い込んでしまったり。
だから今は、不安をゼロにしようとするより、
「不安があっても整えながら生きていく」という考え方を大切にしています。
例えば、無理のない範囲で少しずつ積み立てをする。
疲れをため込みすぎないように生活を整える。
情報を詰め込みすぎず、自分のペースを意識する。
そんな小さな積み重ねが、「大丈夫かもしれない」という感覚につながっていくように思います。
不安があること自体は、悪いことではないのかもしれません。
それだけ真剣に生きているということでもあるからです。
将来は誰にも分かりません。
だからこそ、完璧に備えようとするより、
今の自分にできることを少しずつ続けていく。
その積み重ねが、結果として心の安定につながっていくのではないでしょうか。
不安を無くそうと頑張りすぎなくてもいい。
不安がある自分とうまく付き合いながら、日々を整えていく。
そんな生き方も、私は大切だと思っています。