将来への不安を感じることはありませんか。
老後のお金は足りるのだろうか。
年金はどれくらい受け取れるのだろうか。
今の働き方を、この先も続けていけるのだろうか。
私自身、長い間そんな不安を抱えながら働いていました。
特に気になっていたのは、お金と将来のことです。
少しでも貯蓄を増やしたい。
投資もしてみたい。
老後に困らないようにしたい。
そんな思いはありましたが、当時はなかなか現実味を持てませんでした。
ですが今振り返ると、不安をなくそうと必死になるよりも、自分に合った働き方を選び続けたことが、結果として将来への安心につながっていたように思います。
私は結婚してから介護の仕事に就きました。
介護の仕事はやりがいがあり、人との関わりの中で学ぶことも多くあります。
一方で体力も必要な仕事です。
当時の私は体調を崩しやすく、8時間勤務を継続できる自信がありませんでした。
無理をすると体調を崩してしまう。
だからこそ、昨年までは半日勤務のパート職員として働いていました。
世の中にはフルタイムで働いている方もたくさんいます。
もっと働いた方がいいのではないかと思ったこともありました。
ですが、自分の体調と向き合いながら、まずは続けられる働き方を選ぶことを大切にしてきました。
今思えば、その選択は間違っていなかったと思います。
自己啓発だけは続けてきた。
半日勤務だった頃から、私は自己啓発を続けていました。
本を読んだり、自分の考えを整理したり、学んだことを生活の中で実践してみたり。
特別なことをしていたわけではありません。
それでも、「昨日より少し良くなるにはどうしたらいいだろう」と考えることは続けていました。
その中で、とても印象に残っている考え方があります。
それは、「最期から人生を考える」という考え方です。
ある時、自分のお葬式を想像してみました。
その時、どんなことを話してもらえたら嬉しいだろう。
どんな人生だったと言われたいだろう。
そんな問いを自分に投げかけてみたのです。
すると不思議なことに、本当に大切にしたいことが少しずつ見えてきました。
家族を大切にしていた人だった。
学び続ける人だった。
人の役に立つ仕事を頑張っていた。
自分らしく生きた人だった。
そう言ってもらえたら嬉しいと思いました。
当時は半日勤務で、今ほど収入もありませんでした。
それでも、自分なりの理想の人生を考える時間は持っていました。
そして今振り返ると、その頃に描いていた理想へ、少しずつ近づいているようにも感じます。
昨年、私は働き方を見直しました。
体調も以前より安定し、自分の中でも「もう少し働けるかもしれない」という気持ちが出てきたからです。
そこで準社員として働くことを選びました。
もちろん不安はありました。
本当に続けられるだろうか。
また体調を崩さないだろうか。
そんな気持ちもありました。
ですが実際に働き方を変えてみると、思っていた以上に得られるものがありました。
収入が増えたこと。
社会保険に加入できたこと。
厚生年金の対象になったこと。
これらは私にとって、とても大きな安心材料になりました。
将来への不安が少しずつ減っていった。
以前の私は、老後資金や年金について漠然とした不安を抱えていました。
ですが準社員になったことで、将来受け取る年金額も増えていきます。
収入も以前より安定しました。
その結果、「この先どうなるのだろう」という不安が少しずつ減っていったのです。
不安が完全になくなったわけではありません。
将来は誰にも分かりません。
それでも、「自分なりに前へ進めている」という感覚は、大きな安心感につながっています。
また、新NISAを通じて少額の積立投資も始めました。
大きな金額ではありませんが、自分の未来のために行動しているという実感があります。
理想の暮らしは、突然生まれたわけではありません。
将来への不安が少し減ると、理想の暮らしを考えられるようになりました。
ですが、それは収入が増えたから突然出てきた夢ではありません。
半日勤務だった頃から、自分がどんな人生を送りたいのかを考えていたからです。
中古車を買うのも私には不可能でしたが、今は、「私にも車を持つことも現実的かもしれない」と思えるようになりました。
現在は主人が頑張って購入してくれた4LDKのマンションで暮らしています。
とてもありがたい環境です。
ですが義父母と同居しているため、リビングではどこか気を使うこともあります。
自分の部屋はありますが、完全にリラックスできる空間とは少し違います。
だからこそ最近は、「心から落ち着ける自分の空間を持ちたい」と思うようになりました。
それは単なる贅沢への憧れではありません。
自分らしく過ごせる場所。
好きなことに集中できる場所。
心を整えられる場所。
そうした空間への願いなのだと思います。
無理をしない働き方とは。
以前の私は、「もっと頑張らなければ」と考えることもありました。
ですが今は、無理をして頑張ることよりも、長く続けられることの方が大切だと思っています。
働くことは大切です。
収入も必要です。
将来への備えも必要です。
ですが、心や体を壊してしまっては意味がありません。
私にとっての無理をしない働き方とは、「楽をすること」ではありません。
今の自分に合った働き方を選び、その時々で少しずつ前へ進んでいくことです。
半日勤務だった時期も、自己啓発を続けていた時間も、決して無駄ではありませんでした。
むしろ、その積み重ねがあったからこそ、今の自分があります。
将来への不安は、すぐにはなくならないかもしれません。
ですが、自分に合った働き方を選び、自分なりの理想に向かって一歩ずつ進んでいくことで、未来の見え方は少しずつ変わっていきます。
私自身、まだ理想の途中です。
それでも、「最期にどんな人生だったと言われたいか」を考えながら歩いてきた道は、確実に今につながっています。
これからも無理をせず、自分らしく働きながら、少しずつ理想の暮らしに近づいていきたいと思っています。